トップページ >01輪島漆器> 輪島漆器をもっと知りたい。

輪島漆器をもっと知りたい。

輪島塗(わ・じま・ぬり)とは石川県輪島市で生産される漆器のこと。漆器の中では、堅牢優美を特徴とし、贈答品としてたいへん喜ばれ、質、美しさともに日本最高の漆器であると思う。
輪島塗の歴史は、安土桃山時代にまでさかのぼります。輪島塗の特徴の一つは、完成した作品はからは見えない部分にもあり、30以上もの工程をへて、仕上がっています。下地塗り、布着せ、何度も塗り重ねをした上で、磨いて仕上げています。また上質の生漆を惜しみなく使用し丁寧な作業を重ねています。また、蒔絵のほか沈金も行います。

現在輪島には、重要無形文化財保持者(人間国宝)、日展、伝統工芸展などの評議員・審査員も多く、漆芸作家は百数十名もいます。昭和52年、輪島塗の技術は国の重要無形文化財に指定されています。

01輪島漆器 | Page Top ▲