輪島漆器は凛としていた!

買うのなら輪島で。輪島は一生もの。いや3代ぐらいは使えるよ。

輪島に行ったのは何時のことだったろうか。
小学校のころだったか。
越前を越えて能登半島に行った。
日本海の波は荒かった。でもそこだからこそ
凛とした漆器になるのではないだろうか。

黒の真塗りに蒔絵が良く映える。
ぜひウインドウショッピングでもいいので
お店で見て欲しい。そして良かったら手にとって見て欲しい。

そのよさが分かるのではないだろうか。

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輪島漆器をもっと知りたい。

輪島塗(わ・じま・ぬり)とは石川県輪島市で生産される漆器のこと。漆器の中では、堅牢優美を特徴とし、贈答品としてたいへん喜ばれ、質、美しさともに日本最高の漆器であると思う。
輪島塗の歴史は、安土桃山時代にまでさかのぼります。輪島塗の特徴の一つは、完成した作品はからは見えない部分にもあり、30以上もの工程をへて、仕上がっています。下地塗り、布着せ、何度も塗り重ねをした上で、磨いて仕上げています。また上質の生漆を惜しみなく使用し丁寧な作業を重ねています。また、蒔絵のほか沈金も行います。

現在輪島には、重要無形文化財保持者(人間国宝)、日展、伝統工芸展などの評議員・審査員も多く、漆芸作家は百数十名もいます。昭和52年、輪島塗の技術は国の重要無形文化財に指定されています。

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輪島刷塗 木製30cm茶盆 沈金三階松◇引出物

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輪島 木製花生 角胴張 蝶松沈金◇引出物

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輪島刷毛塗 11.0文庫 沈金松◇引出物

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櫛指法という独特の工法をもつ桜井漆器

桜井漆器は愛媛県の伝統的工芸品。加工は沈金、蒔絵、真塗りのほか、櫛指法という独特の堅牢な製法を完成して全国に名をはせている。
歴史的には、明治になり輪島や会津、山中地方の技術的な影響を受けて現在の桜井漆器ができた。そのため各地のエッセンスが集まり個性的にもなっている。
また製作された漆器は「椀舟」という行商船で瀬戸内海沿岸に販売された。その塗りつやが高級品としても喜ばれ、菓子器、アドレス帳、茶碗などのオリジナリティあふれる新製品も製作されています。

 >>桜井漆器はこちら

  ※櫛指法=お重を作る際に四方を細かく幾重にも櫛歯状に組み指す方法。

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山中漆器ってご存知ですか?

山中塗(やま・なか・ぬり)とは、石川県加賀市の山中温泉地区で生産される漆器のこと。

歴史は天正年間(1573年〜1592年)に遡ることができるという。

当初は山中温泉客の土産物が主で生産量も少なかったようだが、20世紀はじめに電車が開通し原料の調達が容易になったこともあり大衆向けの廉価な製品をつくりはじめる。1950年代後半には、合成樹脂の製品も導入し、1980年になって、会津塗を抜いて全国一の生産量となった。

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ご使用後はコンパクトに収納できはづき弁当 炭研ぎ 親子うさぎ

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シックで重厚な雰囲気、日展作家・塚田外志男作の漆器10.0丸盆 翔鶴

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山中漆器 一葉汁椀 ペアー箸付(径11.5×高さ7cm)(紙箱入)

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5つの技法が伝統工芸にされている讃岐漆器

讃岐漆器は主に「蒟醤(きんま)、存清(ぞんせい)、彫漆、後藤塗、象谷塗」の五つの技法を特徴とし、その技法はとても手のかかるもので、それぞれ国の伝統的工芸品に指定されている。

従業員数は、1800人で産地別で全国五位。

名工として、江戸時代の玉楮象谷(たまかじぞうこく)(1806〜1869)がもっとも有名。その後も音丸耕堂、磯井正美、太田儔(ひとし)などの重要無形文化財保持者(人間国宝)を輩出している。

茶たくやお盆などの日常品のほか、座卓などの家具も作っている。

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二段小判弁当箱後藤塗 栃くりぬき漆ぬり

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菓子鉢 唐草総彫 8寸

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給仕盆(桟俵)象谷面朱塗 尺0

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会津漆器は輪島よりも歴史は古い!

会津漆器は、福島県会津地方に伝わる伝統工芸品の一つ。国の伝統工芸に指定されています。

天正ごろ(1590頃)に始まり津軽塗りや輪島塗よりも早くから興りました。螺鈿・漆絵・乾漆・蒔絵・真塗りなど多岐にわたる技法を使用しているところに特徴があります。

400年という時を超えて生き抜いた伝統の技の上に、常に最新技術を積極的に取り入れ会津漆器は現在まで成長を続けています。

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春慶塗りは飛騨の特産物

春慶塗りは慶長年間(1596-1615)に生まれたと言われている。飛騨春慶は各地にある春慶塗りの一つ。寛永年間(1673-81)に起こったと言われている。

春慶塗は透明塗りの一つ。木材の素地に透明な漆を塗り、木地を生かしたもの。漆の色により黄春慶と、紅春慶に分かれる。

下地の木材は、ヒノキ、サクラなどを用い、木材の木地の表現に技巧が凝らされ、下地に人工的に鉋で溝をつける鉋目(カンナメ)や、小刀で筋をつける突目などがある。

飛騨春慶は、飛騨が豊富な木材に恵まれ土地であり、飛騨の匠といわれる技術あってこそ生まれたものなのである。

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飛騨春慶塗 釣瓶水指

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飛騨春慶塗 来客セット No.38◇引出物

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ギフト 国産の無垢の一枚板から、くりぬいて造りました!飛騨春慶塗来客セット

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漆器のじょうずな洗い方・しまい方

1 >>洗い方
まず手を石鹸できれいに洗いましょう。そうすれば指紋もほとんど付くことはありません。

まず、さっとぬるま湯で洗いましょう。お湯の温度は40度ぐらいがいいです。軽い汚れはこれで取れてしまいます。

油汚れには、食器用の中性洗剤を使ってもかまいません。洗剤を薄めて、布巾や柔らかなスポンジに付け、優しく洗えばきれいに落ちます。水切り後、乾き切らないうちに、布巾で手早く拭いてください。なぜなら乾くと水滴の跡が残るからです。布巾は綿の柔らかなものを使ってください。

ご飯物などのこびりつきには内側にお湯をはって10分程度置いておきましょう。ご飯粒などはお湯を吸ってふやけてきます。汚れが浮き上がってきたらスポンジで軽く洗いましょう。

2 >>しまい方
普段づかいの物:そのまま重ねて食器棚へ入れてかまいません。
お客様用の物:ティシュなどのやわらかい紙を間に挟んで、箱に入れて仕舞いましょう。
ほどんど使わない大切な物:柔らかい紙か、布に包んで箱に納め、乾燥しすぎない暗所に保管しましょう。

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